印刷

高品質な印刷物を作る上で重要な役割を果たしている「製版」「印刷」「用紙」。それは通常のオフセット印刷でも、デジタル印刷でもなんら変わることがありません。ARTBOOKS と連携するプリントサービス TOPPAN FINE DIGITAL PRINT(TFDP)における、各ポイントを紹介します。

【製版】プリンティングディレクターとの事前打ち合わせ

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製版担当ディレクターの作業環境。徹底したカラーマネジメントが行われている

本番の作業を始める前に、アーティストとプリンティングディレクターが打ち合わせをして、印刷の方向性について話し合うのが、TFDPの大きな特長です。

 

作家の要望をもとに全体のマネジメントをするのが、凸版印刷グラフィック・アーツ・センター(GAC)のプリンティングディレクター。そして、画像の色調補正と色校を担当するのが、製版部門であるトッパングラフィックコミュニケーションズ(TGC)のチーフディレクターです。

作家側が明確なイメージを持ってない場合は、製版側の解釈に沿って色校正を出力し、目に見える具体的な形で作家に提案をしてくれます。

【印刷】最高級デジタル印刷機 HP Indigo 12000 HD

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HP Indigo 12000 HD デジタル印刷機

TFDPの印刷はHP Indigo 12000 HD デジタル印刷機で行われます。本機はHP Indigoファミリーの最高機種にあたり、 B2サイズ対応で、標準4色印刷だけでなく、最高7色までのインキに対応。

さらに、特色を使わず色域を広げるColorUP!の機能を搭載。これは、RGB画像の色がCMYKの色域を超える場合に、CMYの追加版を自動生成する機能で、これにより色域を35%拡張。このColorUP!機能の活用例は国内初となります。

TFDPの高品質は、クラス最高品質のデジタル印刷機と色域拡張機能に支えられているところが大きいと言えます。

【用紙】風合い豊かな高級印刷用紙 ヴァンヌーボ

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ヴァンヌーボLT-FS

印刷用紙として、 風合い豊かな「ヴァンヌーボ」のデジタル対応用紙を採用しています。

 

ヴァンヌーボは、紙の専門商社として有名な竹尾が、大王製紙と共同で1994年に開発したファインペーパー。高い印刷適性と、紙そのもののもつ豊かな風合いを両立させた高級印刷用紙として、アートディレクターやデザイナーから高い支持を得ています。

このヴァンヌーボを、HP Indigo デジタル印刷機に最適化した新しい用紙がヴァンヌーボLT-FSです。ヴァンヌーボ特有のラフな質感と、通常のオフセット印刷に近いグロス感は、他のフォトブック制作サービスとの大きな差別化要因となっています。